読んでおいて絶対損はない、若手社員・新入社員必見の社会人の心得

社会人1年目のお金事情。新生活の準備に必要な初期費用・生活費は?貯金はできる?

新社会人としての生活を始めるときに気になるお金事情。
準備に必要な資金(初期費用)はいくら?毎月の生活費は? 貯金はできるのか? などの疑問について、「一人暮らし」「実家暮らし」の違いも考慮してご紹介していきます。

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「新社会人準備のお金」で気をつけたい4つのポイント

新社会人のスタートでは買うべきものが多いし、一人暮らしを始める人はさらに費用がかさみます。
お金がかかる時期だから気を付けたい注意点について、以下4つをご紹介します。

  • 1★必ず必要なものはケチらずにきちんと買い揃える
  • 2★10万円くらいは現金を確保しておく
  • 3★1年目の「給料」「ボーナス」に期待しない
  • 4★新生活に慣れてから見直す前提で、あわてずに

 

必ず必要なものはケチらずにきちんと買い揃える

新生活に必要なものはたくさんあります。
限られた予算の範囲で優先順位を決めて、まず「必ず必要なもの」を買いましょう。
「スーツ」や「靴」などの必需品に関しては、ある程度上質のものを選ぶことで、長く使用できて結局は割安となります。
「入社前に買うもの」と、「新生活が始まってから買うもの」の線引きや、金額の目安については新社会人の準備としてやっておきたい8つのこと、買っておきたいものまとめでご紹介しています。「優先度の高い品を厳選して購入する」「必需品はある程度質のいいものを買う」という2点が大切です。

また、高額な物を購入する際はクレジットカードで支払い、きっちりポイントを貯めつつ、2回払いなどを利用して支払いの分散をすると負担も軽減されます。

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10万円くらいは現金を確保しておく

社会人になって貯金することには2つの意味があります。
一つは「急な出費」に備えるため。
もう一つは将来へ向けての資産作りです。
新社会人になる時点では貯金が少なくても当然ですが、たとえ入社1年目でも社会人になるとさまざまな「予期せぬ出費」の機会があります。
たとえば、「冠婚葬祭」「お付き合いの飲み会」「体調不良による通院」「パソコンを新規購入」など。できれば最低10万円程度は現金を確保しておけるといいでしょう。
それでも余裕がない人は、いざというときは家族などに相談できるよう、コミュニケーションをとっておきましょう。

1年目の「給料」「ボーナス」に期待しない

「初任給」には諸手当がつかず、一方で税金や保険料が引かれるので、額面の給与金額よりはかなり少なくなります。
有名企業でも「初任給は手取り15万円だった」という例があり、10万円台というのが一般的です。
また、6月には最初のボーナス支給がありますが、こちらも実績が出ていない新入社員では数万円にとどまることが多いです。
実際にいくらもらえるかは人それぞれですが、あまりもらえないことを前提に堅実に生活設計をすることが大切です。
この辺りは「初任給」についての詳しく解説した記事「新社会人のギモン。初任給はいつ、どれくらいもらえる?何に使う?」がありますので、参考にしてください。

新生活に慣れてから見直す前提で、買い物も節約もあわてずに

実際に生活費がいくらかかるのか、貯金する余裕はあるのかなど、始まってみないとわからないことばかりです。
例えば一人暮らしの人が、手取り収入に比べて家賃が割高だと感じた場合は引越しましょう。
新生活に慣れてきたあとなら「通勤時間はこれ位」「夜が遅いからコンビニの近くがいい」など、ライフスタイルに合った物件を時間をかけて探せます。
一人暮らしでなくても、新生活が軌道に乗ってくる1年目の6月~8月ごろを目安に「携帯代」「ランチ代」などを見直して、「もっと貯金できるかも」という計画も立てられます。「あとで見直す」ことを念頭に、気持ちに余裕を持って「買い物しすぎない」「無理に倹約しすぎない」ようにしましょう。
上記4点を解消するためにも社会人にはクレジットカードは必須と言えます。
出費が一覧、履歴を残せるので支払い状況がわかるというメリットも大きいです。
クレジットカードを持っていない人は予め準備する事をおすすめします。
詳細はこちらの記事。「イマドキ必須な社会人のクレジットカード。上手なカードの使い方と基礎知識」でも紹介してますので、参考にしてください。

【東京/地方】「新社会人一人暮らし」の生活費内訳!準備費用、家賃、食費はどのくらい?


新社会人のスタートと同時に一人暮らしを始める場合、準備費用も必要だし、新しいことずくめで大変だと感じることでしょう。
でも、多くの人が通ってきた道ですから、順序良く進めれば大丈夫です。
準備費用と生活費について、具体例でご紹介します。

東京勤務・就職と同時に一人暮らしをスタートした事務職Kさん(女性)の場合

<Kさんのプロフィール>
東京都内の大学の経営学科を卒業。
大学には実家の茨城県から通っていたが、中堅のメーカーに事務職として就職し、一人暮らしをスタート。
勤務先は千代田区大手町、住まいは実家と勤務先の間にある新松戸駅から徒歩6分のワンルームマンションを借りた。
ランチはコンビニや近隣店舗のお弁当購入が多い。

<Kさんの新生活準備費用>

物件契約費用 330,000円
引越し費用 32,000円
新居準備費用 25,000円
新社会人準備費用 20,000円
合計 407,000円

Kさんは実家から寝具や家具などを持参して、できるだけ新居の費用を節約したそうですが、それでもこれぐらいになってしまいます。
もっと家賃の高い物件を借りる場合は50万円以上かかります。
スーツやバッグは就活のときのものをそのまま使用し、ブラウスや靴など少し買い足しています。
準備費用については「初任給が出るまでは」と親が援助をしてくれたそうです。

<社会人1年目Kさん 8月の家計簿>
★収入

給料 額面 194,000円
天引き額 約 30,500円
手取り金額 約163,500円

★支出

家賃 58,000円 (管理費などを含む)
光熱費 11,000円 (電気、ガス、水道料金)
食費 30,000円
通信費 12,000円 (携帯電話と電話代の合計)
被服費 10,000円
交際費 28,000円
雑費 4,000円
支出合計 153,000円
収支 +10,500円

Kさんは普段は月2万円は貯金するようにしているが、8月のお盆休みに帰省する際にお土産を買ったり、地元の友人と会ったりと交際費が普段よりかかってしまい、この収支となっています。
普段よりお金を使っても10,500円の黒字というのは立派ですが、これは家賃が抑えめだから。
Kさんの場合、東京都心の勤務ですが、通勤時間が45分の範囲で家賃が安い地域を探し、実家に近い千葉県松戸市を選んだことで、家計に余裕があり、今後は貯金もできそうです。
Kさんは今後、「交際費の節約」や「お弁当持参」で節約して、貯蓄額を増やしていきたいと考えているそうです。

一人暮らしで地方都市勤務・エンジニアBさん(男性)の場合

<Bさんのプロフィール>
東北の地方都市のIT関連の専門学校を卒業。
地元での就職を希望していたが、内定をもらった企業の拠点が隣の県にあり配属が決まった。
一人暮らしは予定外だったが、車で2時間弱で実家に帰れるので安心感があった。
「週末には地元に帰る」と想定していたが、社会人1年目はむしろ一人暮らしの休日を楽しんでいるそうだ。

<Bさんの新生活準備費用>

物件契約費用 264,000円
引越し費用 5,000円
新居準備費用 50,000円
新社会人準備費用 33,000円
会社支給の支度金 -100,000円
差し引き計 252,000円

大企業の地方拠点の場合は社員寮に入居できることもありますが、地元企業に就職したBさんは自分で住まいを探しました。
入社支度金は10万円と少なめですが、もらえない会社も多いので、多少でも助かります。
引越しは自分の車を使ったのでガソリン代のみ、新居準備では家具・家電を購入しました。
25万円ほどの費用は親に借金という形で出してもらいました。

<社会人1年目Bさん 6月の家計簿>
★収入

給料 額面 180,000円
家賃補助 14,000円
天引き額 約28,000円
手取り金額 約166,000円

★支出

家賃 44,000円 (駐車場代を含む)
光熱費 10,000円 (電気、ガス、水道料金)
食費 45,000円
通信費 14,000円 (携帯電話と電話代の合計)
交際費 20,000円
雑費 8,000円 (ガソリン代を含む)
支出合計 141,000円
収支 +25,000円

Bさんの場合、車関連経費は会社持ちということですが、そうでない場合は毎月最低1万円~の自動車保険料などの経費がプラスされます。
Bさんの経費で目立つのは食費です。
昼食は外食、夜も自炊はしない場合、どうしてもこれくらいになってしまいます。
しかし会社から家賃補助手当が出ていることと、地方のため住居費がおさえられていることでプラスの収支になっています。
とはいうものの実は、入社したての4月、5月は新生活の買い物費用がかさみ赤字だったため、6月になってやっと生活のめどが立ってきた状況だそうです。

Bさんのように地方都市の勤務では通勤や仕事に車が必需品ということも多いです。
新社会人の車選びについては新社会人の車の選び方と購入時の懸念点で紹介しているので参考にしてください。

一人暮らしで貯蓄するためには「家賃」を抑えることが大事

2人の事例からわかるように、一人暮らしの支出で大きな割合を占めるのが固定費の「家賃」です。家賃を低くおさえれば、社会人1年目・一人暮らしでも貯蓄ができます

とはいえ、入社前に格安物件を探すというのはあまりおすすめできません。
勤務地から遠い場所に住めば通勤時間が長くなって疲れがたまるかもしれないし、相場より安い家賃の物件は住環境に問題があるかもしれません。
何人かで共同生活する「シェアハウス」は経費が安くて済みますが、運悪く気の合わないルームメイトと同居するかもしれません。
いずれの場合も肝心な仕事のパフォーマンスに支障を与えかねない要素となってしまうので気をつけましょう。

社会人1年目の一人暮らしでは、まず仕事や生活に慣れて、ペースを確立することが大事です。
「もう少し家賃を下げよう」と思ったら、半年くらい経ってからもっと家賃の安い住まいを探してみるといいでしょう。
地域事情もわかるし、何より時間をかけてゆっくり部屋を探すことができます。

だいたいいくら貯金があれば、世間的に「普通」?

「社会人1年目の貯蓄額」が最新の調査結果で判明

ソニー生命の調査「社会人1年目と2年目の意識調査 2016」によると、社会人1年目の1年間で貯蓄した金額の平均額は約45万円となっています。


http://www.sonylife.co.jp/company/news/28/files/160414_newsletter.pdf

ただし、この調査結果は大きく2つのグループに分かれました。
貯金0円~10万円が全体の38.6%、一方で貯金が40万円以上と回答した人の総合計は38.4%。
ほとんど貯金できていないグループとまとまった額を貯金できたグループに2分されていることがわかります。
上記でご紹介した「一人暮らし」と「実家暮らし」の家計収支の差は、月に4万円~5万円程度。
年間換算では48万円~となりますから、貯金ができている人は実家暮らしが多いのではないかと推測できます。

「現金払いvsカード払い。
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社会人一人暮らしでも貯金するための7つの方法

実際に「社会人1年目・一人暮らし」の人は、貯金が0円、またはほんの少しという人も多いでしょう。
でも一人暮らしの生活は本当に大変ですから、1年目は貯金が少なくても仕方がありません。
大事なのはこれから、2年目3年目に向けて少しずつ貯金できるライフスタイルを作っていくことです。
そのための方法について、以下にご紹介します。

家賃の安い家に引っ越し
生活が落ち着いてきたら、今よりも安い家賃で借りられる部屋を探してみましょう。
入社の4月と違い、時間に余裕があるのでじっくり探せます。
東京なら家賃5万円以下ドットコムのようなサイトもあります。
また、個室と共有スペースから成る「シェアハウス」は大都市だけでなく地方都市にも広がっています。
自分に合った低コストな住まいを探してみましょう。
友人・恋人とルームシェア
前述したように、一人暮らしでは毎月10万円~の経費がかかりますが、2人で住んだ場合は家賃も食費も抑えることができます。
恋人がいれば一緒に暮らしてもいいし、早めに結婚して協力し合いながら貯蓄をがんばるのもひとつの方法です。
弁当・水筒持参
新生活に慣れてきたら、「弁当生活」はいかがでしょうか。
お弁当持参は「食費節約」だけでなく健康維持にも役立ちます。
また、朝・昼・夜と食材を使いまわすことで全体の食費を抑えられます。
天引きで貯金
貯金は「給与から3万円を財形貯蓄」など、予め天引きしてしまいましょう。
会社に制度がない場合は、銀行の自動積立を利用します。
通信費の見直し
スマホの料金がかさんでいませんか?「格安SIMスマホ」「ガラケー」「タブレット」などの組み合わせによって、同じ使い方で通信費をぐっと抑えられる方法があります。
ホームパーティー
「飲み代」「レジャー費」などの交際費は大型出費になりがち。
すべてを断ってしまうと友達付き合いが減ってしまうので、自宅に人を招いてホームパーティーを。
食べ物・飲み物を割り勘すれば1,000円~2,000円で十分楽しめます。
一人暮らしならではの、楽しく節約できる方法です。
車を売却
車は購入費用に加えて年間経費がかかります。
車を売却すると家計はかなり身軽になります。
最近は地方都市でもカーシェアリングサービスが広がっているので、自分で車を持つ以外の選択肢を検討してみるといいでしょう。
クレジットカード活用
今はクレジットカードの明細データと連携した家計簿アプリもありますので、クレジットカードを活用する事で支出の履歴・一元管理ができます
且つ手持ちのお金を最小限にする事ができ、余計な出費の軽減に繋がります。
その他にもメリットが多く、クレジットカードの活用方法については「イマドキ必須な社会人のクレジットカード。上手なカードの使い方と基礎知識」の記事でも紹介してますので参考にしてください。

実家にお金を入れている人は約7割という報告。
気になるその金額は?

SUUMOの2015年のアンケート調査「実家暮らし派に聞いた! ズバリ、家にいくらお金を入れている?」によると、65%程度が「家に毎月決まった額のお金を入れている」と回答、「時々入れている」という人を合わせると7割を超えているそうです。


http://suumo.jp/journal/2015/07/24/94422/

しかし3割ほどの人は、家にまったくお金を入れていないということも明らかになりました。
「収入が少ないから」「奨学金の返済があるから」など、それぞれ事情があるようです。

では、気になるその金額はどれくらいなのでしょうか?同調査によると、平均金額は以下のようになっています。


http://suumo.jp/journal/2015/07/24/94422/

20代前半では女性のほうがかなり低いですが、20代後半では女性の方が金額が多くなっています。
20代前半の女性の場合、洋服代などで出費がかさみ、何かと余裕がないのかもしれません。
上記の平均値の周辺で、実際には2万円、3万円、4万円などの定額を家に入れている人が多いと推測できます。

つまり、実家に入れる金額は、新社会人1年目では2万円か3万円、社会人2年目以降では3万円か4万円程度が相場のようです。
しかし一人暮らしだった場合を想定してみると、先に紹介したKさんで10万3千円、地方在住Bさんでも9万9千円程度(いずれも家賃、光熱費、食費の合計)となります。
一人暮らしだったら節約しても10万円はかかるところを、実家なら食費・住居費込みで3~4万円。
実家暮らしはやっぱり恵まれていると言えそうです。

まとめ

【新生活の準備】【毎月の生活費】【社会人1年目の貯金】について、一人暮らし、実家暮らしの違いを踏まえてご紹介してきました。
新社会人となる同世代は少ない収入をやりくりして堅実に生活している人が多いようです。
仕事で成果を上げるためにも、充実した楽しい毎日を過ごすためにも、まず経済基盤を確立させることが大事です。
無理なくそして無駄なく、節約や貯蓄を生活に取り入れていきましょう。
また、「初任給」についてのギモン「いくらくらいが普通なのか、そして「いつ」もらえるのか。
記憶に残る使い道は?」などをまとめた記事
もありますので、そちらも参考にしてください。


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